小春日和

敏感な私の学校生活と日々のこと

"助ける"ということ

みなさんは、誰かに相談されたりしたことはありますか?

学校に行ってから、相談されることが多々あります。

すんなり、返事を出せる相談事もあれば、

考えないと返事を出せない相談事もあります。

 

昨日、友達が私に相談してきました。

その子の悩みは、世界で見てみるとそんな悩みをもってる人もいると思うけど、身近ではあんまり聞くことの無いだろうという相談事でした。

 

私は、悔しかったです。

その子と同等になることはできません。

同じようにその悩みを持つことはできません。

同じようにしんどい気持ちになれないから、共感することも言えないし、何が楽になる言葉なのかなんて分かりません。

 

私は、友達の悩んでる中心部分を取り除いてあげることは出来ないけれど、周りを綺麗に掃除してあげようと思いました。

 

その子が、その悩みを抱えたままでも進みやすいように。

周りを掃除してあげたいと思いました。

 

悩みを取り除くことはできない、一緒に共感してあげることも出来ない

けれど、その抱えてる悩みが少しだけ、ほんの少しだけでも軽くなればいいなと思って言葉をかけました。

 

大切な誰かが悩んでいた時、どうにか力になりたいですよね。

でも、その人の痛みが分からないと助けにならないというわけではないと私は思いました。

 

その人が経験してる痛みは、自分自身は経験したことがなくてわからない。

だから、何も言えない。

それが、恥ずかしいとかダメとかそうゆうわけではないと思います。

 

その人の気持ちが分からなくても、手助け出来ることがあると思います。

 

話を聞いてあげて共感してあげることが全てではない思います。

 

その人が大切なら、自分がその人にしてあげたい、言ってあげたい言葉を贈ればいいと思います。

 

絶対的な助けはありません。

 

だから、できる範囲で手助けできればいいと思います。

 

私は、その子に正直に思ったこと、調べて思ったことを言いました。

それで、楽になったと言ってくれました。

 

なんにも出来なくていいんです。

なんにもできない中で、自分ができることで手助けしてあければそれで十分です。

 

私は、共感してあげること、同じ気持ちにならないと、言葉が出てこなくて手助け出来ないと思っていました。

 

けれど違いました。

何もわからなくても何か出来ることがあるんですね。