小春日和

敏感な私の学校生活と日々のこと

辛いことに慣れないで。

布団の中に入りながらうとうとして、ふと頭に何がいちばん悲しいことなんだろうと疑問が浮かんだ。

私の中のその時の答えは、「辛いことに慣れること」だと思った。

なぜ、そんな言葉にたどり着いたのか。

多分、私が経験したからだ。

 

私はいじめられてた頃、本当に辛かった。

毎日泣いていたし、心がすごく痛かった。

 

でも、ある時何も辛くなくなった。

何を言われても、何をされても辛くない。

 

そう、その辛いことが当たり前になってしまったから。

辛いことに慣れてしまったから。

そんな日常を受け入れ、諦めてしまったから。

だから、辛く感じなくなったんだと思う。

 

どうか、「辛いことに慣れないで」と私は言いたい。

辛くないと感じるようになったのは、自分自身を守るために何も感じなくしてくれたんだと思う。

 

感情が無くなる状態

 

そんな感覚はもう、味わいたくはない。

 

辛い状況に居続けると、それが当たり前になって、だんだんその状況から「逃げる」という選択肢を選択できなくなっていく。

麻痺していく。

 

「辛いことに慣れてしまうこと」

 

本当に悲しいことです。

 

私も、辛いことに慣れてしまって自分自身で逃げ場を無くして、全てを諦めていました。

 

でも、そんな時色んな人が私に言葉をくれたおかげで、自分の目で見えていた選択肢はもっとたくさんあることに気がつくことが出来ました。

 

どうか、塞ぎこまないで。

諦めないで。

 

そんな時こそ、考える勇気を。